用語解説


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表開先精度主管理項目1のな開先角度ー間隔(ー)ー面高目違ルトルトギャップルトさいΘGRM日ごろ溶接に関係する仕事にたずさわっているみなさんであれば、1度や2度は「目違い」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。特に溶接現場では非常によく遣われる言葉です。この「目違い」とは何でしょう?「目違い」を一口でいうと、段違いのことですが、ものの本によれば、表1や表2のような溶接の開先精度や取付精度の管理項目のうちの非常に重要な一つと説明されています。では、なぜ目違いを管理しなければならないのでしょう。その理由の一つは溶接がやりにくいことにあります。例えば、突合せ溶接で目違いがあると下段側オーバーラップ、上段側にアンダカットが生じやすくなります。特にサブマージアーク溶接のような大人熱溶接では、図1のように欠陥が発生しがちです。また、裏あて材を用いる片面溶接では裏あて材の当たり(密着性)が悪くなり、図2のように溶落ちやイバリをおこしやすくします。目違いを管理することにはもっと大切な意味があります。それは例え溶接できたとしても、その溶接部の疲労強度が低くなるからです。長時間仕事をする場合背すじを曲げているとまっすぐ伸ばしているときよりもはるかに疲れやすいように、構造物も悪い姿勢で長く使っていると疲れがたまってきて最後にはこわれることもあるのです。ですから構造物として組立てられたとき、わずかな目違いであれば手直しできますが、それ以上であればもう1度組立てなおさなければなりません。何でも最初が肝心です。目違いのない取付組立てを心がけましょう。参考資料;溶接便覧溶接全書18溶接施工管理・安全衛生(1986年5月号)目違い148148


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