用語解説


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表ー特性一例1ショッププライマとの分類ー(ー)無機ー新無機ーーー主成分ーーーー亜鉛末亜鉛末防錆顔料耐暴露性△◎◎◎○○溶接性(耐気孔性)△○○△△ウォシュプライマエッチングプライマジンクプライマジンクプライマジンクリッチプライマノンジンクプライマポリビニルプラチルシンククロメトシリケトエポキシエポキシ特殊ー特殊樹脂亜鉛末シリケト∼△注)中国塗料㈱塗装一部参考マニュアル図塗装工程1未加工鋼板(処理)第次表面調整自動塗装ー(切断溶接組立)鋼板加工(損傷部補修)第次表面調整防食塗装上塗塗装ショットプラストショッププライマケガキの12プライマー塗布鋼板とは、造船や橋梁などの分野において、鋼板の切断・溶接などの加工および組立工程期間中の錆の発生を防ぐことを目的として、各種ショッププライマー(SHOP―PRIMER)すなわち一次防錆塗料により表面処理された鋼板のことです。このようなプライマー塗布鋼板を用いる方法をショップコート方式と呼び、日本が世界にさきがけて行い、好結果を得たことから、日本の造船業などの発展に大きく寄与したと言われています。このショップコート方式の塗装工程は図1のようになります。このショップコート方式に用いられるショッププライマーについて、要求される性能をいくつかあげますと、速乾性であること。鋼板への付着性に優れ、塗膜は摩耗・衝撃などに強いこと。屋外暴露に耐え、長期防錆を維持すること。溶接・溶断・ひずみ取りなどの加工への影響が小さいこと。などが挙げられます。この中で、溶接施工に関して切っても切りはなせないのが(4)の溶接性に対する影響、すなわち、溶接の際に発生するピット・ガス溝などの気孔欠陥に関する課題であります。また、ショッププライマーにはいくつか種類があり、用途に応じて使い分けられます。表1は代表的なショッププライマーとその溶接性(耐気孔性)などについての一般的な関係を示したものです。ショッププライマーの溶接に与える影響は新無機ジンクプライマー<無機ジンクプライマー<ウォシュプライマー<ノンジンクプライマー≦ジンクリッチプライマーの順に大きくなると言われています。これは表1が示すようにショッププライマーの種類により、その主成分が異なるためにアーク溶接時に分解生成する水素・亜鉛などのガスや金属蒸気の量および性質の違いによるものと考えられています。なお、ここ数年来のプライマー塗布鋼板の使用傾向は、造船分野では新無機ジンクプライマー塗布鋼板が主流であり、橋梁分野ではウォシュプライマー塗布鋼板と無機ジンクプライマー塗布鋼板がほぼ半々の割合で使用されているようです。このように、プライマー塗布鋼板の溶接では、気孔欠陥の発生防止についての十分な配慮が必要で、溶接の合理化(高速化・マルチアーク化など)を進める上では、溶接施工法に合った適切な溶接材料(耐プライマー性の優れたMX―Z200,MX―200,MX―200H,DW―300)の選定とともに、プライマー塗布鋼板の塗膜厚についても十分な管理が必要となります。〈参考文献〉中国塗布㈱;鋼材一次処理とショッププライマー(1993年11月号)プライマー塗布鋼板136136


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