用語解説


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表溶接棒作業性項目1のの1.2.3.4.5.6.アクのアクのスラグスパッタガスおよびヒュムのアクアクけさののー発生ー状態溶融状態ー発生状態初ー再ー安定性吹付強被覆筒形状均一性流動状態除去難易発生状態除去難題持続性集中性1.11.22.12.23.13.24.14.25.15.22.1.12.1.2溶接棒にはその使用目的に応じて、多くの種類があります。溶接棒の良否を評価する主な性能としては、溶接性と作業性をあげることができますが、この両者は車の両輪のようなもので、どちらが欠けても一人前の溶接棒とはいえません。さて、車の両輪のひとつである作業性とは……ひと言でいえば、溶接中の作業のやりやすさおよび溶接後の処理のやりやすさということができます。被覆アーク溶接棒の作業性は一般に表1のような項目をあげることができます。作業性は、これらの項目を電流、溶接姿勢あるいは運棒法を変えてチェックし、総合的に判断されるものです。次にこれらの項目を説明します。1.アークの発生初アーク(新しい溶接棒で最初に出すアーク)と再アークに分けられますが、最近の溶接棒では初アークが問題になるのは極端に低電流を使用する場合を除けばほとんどなく、評価の対象となるのはいったんアーク中断後再び同じ溶接棒でアークを発生する再アーク性です。特に断続溶接や仮付け溶接のように一本の溶接棒で幾度もアークを出す場合は、この再アーク性の良否が能率を左右しますので、作業性項目に占めるウエイトは高くなります。2.アークの状態この内容はアークの安定性と吹付け強さに分けることができます。前者はさらに、溶接中にアークの長さや運棒操作がわずかに変わっても安定したアークが続くか(持続性)、溶接中にアークが前後左右に動揺する度合(集中性)を指します。一般に溶滴の移行状態がスプレーな場合、アークの安定性は良好です。吹付け強さは溶込みの度合と考えてもよいのでその良否は板厚で変わり、板厚の厚い場合には強い方が、板厚の薄い場合は弱目の方が適しています。チタニア系溶接棒が安定性がよいとか、また低水素系溶接棒は溶込みが深いとかいわれますが、これは溶接棒のアーク状態の相違をあらわす言葉として用いられます。3.溶融状態溶融状態としては終始一様であることが望まれますが、特に高電流で使用される場合などでは、溶接棒の終わり近くになると被覆筒の形状が悪くなり溶融状態が変わることがあります。これは通常「棒焼け」と呼ばれており、このような状態が生じますとアンダカットなどの物理的欠陥を生じやすくなります。4.スラグのはく離性とスパッタ溶接後の清掃時間短縮やペイント塗装などの後処理工程での難易などから、この両者の良否は溶接のみならず全体の作業時間に大きく影響するため、非常にウエイトの高い評価項目です。従ってスラグのはく離性については自然はく離かあるいは軽くハンマーでたたけばとれるのが望ましく、スパッタについても小粒で鋼板に付着しにくいことが好まれます。5.ヒューム発生溶接中に溶接棒から発生するヒューム量の多少が、溶接者の健康に影響を与えることはいうまでもありませんが、ヒューム発生量が多いとアーク点が見えにくくなるなどのやりにくさも生じてきます。これは環境衛生、作業の安定性の面から重要な項目といえます。このほかにも作業性の項目として種々あげることができますが、少なくとも上記の5項目が満足されていなければ、溶接者から使いやすい溶接棒との評価をうけることはむずかしく、これらの項目が作業性判定にあたって占めるウエイトは高いといえます。これまで述べてきたように「作業性」とは使いやすさのことであり、「使いやすい溶接棒」すなわち「作業性の良い溶接棒」ということができます。一般に作業性の良否が溶接棒選択の基準となるのは軟鋼あるいは高張力鋼でも板厚が薄く拘束の小さい場合が多く、軟鋼でも板厚が厚く拘束の大きい場合や高張力鋼が対象となるときには、作業性よりも溶接性が選択に占めるウエイトが高くなります。(1983年1月号)被覆アーク溶接棒の作業性125


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