用語解説


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400480088080A6800Z808085AZ80008086680008018668010802866802080386Z8000068030ザイログ社モトローラ社インテル社16ビット8ビット4ビット32ビット主要なマイクロプロセッサの発達1970197519801985人間は、10進数の世界に住み、計算をします。これは人間の指が10本あるからだといわれており、単なる偶然にすぎないかもしれません。これに対し、コンピュータは、電圧の高/低という2本の指しか持たず、そのため2進数という数の世界で計算します。2進数では、0と1の二つしかなく、10進数の0は0,1は1ですが、2は桁上がりして10(=1×21+0×20)と書きます。この2進数の1桁をビット(BINARYDIGIT)と呼びます。2進数は、電圧の高/低しかないのでノイズの影響を受けにくく、演算回路が単純化できるというコンピュータ向きの数である反面、すぐ桁上がりして桁が多くなるというデメリットがあります。例えば、10進数の16は、10000となり5桁にもなります。このビットに対し、マイコンが一度に取扱うことのできるデータのビット数をワード(WORD)と呼びます。ですから、1ワードのビット数はそれぞれのマイコンによって違ってきます。図は、主要なマイコンのCPUの発達を示したものです。マイコンの始まりは、1971年、日本の電卓メーカーの要求により、米国のインテル社が開発した4004という4ビットマイコンです。4ビット、つまり10進数で15までしか一度に扱えなかったのです。1973年に8ビットマイコン8080Aが開発され、これから本格的なマイコン時代となっていきますが、これでもまだ1ワードは255でした。その後16ビットマイコンが開発され、現在、ロボットのような高速で実時間制御をする分野やパソコンに数多く使われています。この16ビットマイコンの1ワードは、10進数で65535ですから、一般の用途では十分ですが、もっと大きな数を高速に演算する用途には、最近では、32ビットマイコンが使われています。この場合の1ワードは、4294967295ですから、ほとんどの分野で十分な数でしょう。この他に文字(アルファベットや数字、カナ)がJIS規格等では8ビットで表現されることから、特に8ビットで構成される情報処理の単位をバイト(BYTE)と呼び、広く使われています。例えば、メモリの大きさなども8ビットを単位として○○メガバイトと一般に呼びます(メガは百万倍を表します)。溶接ロボットARCMAN―RONのティーチングメモリは、最大4メガバイトというようにです。このように情報の数え方にもいろいろありますが、個人をビットと呼び、二人で構成される夫婦をバイトと考えると大家族から核家族まで、さまざまな形がある家族はさしずめワードということになるでしょう。(1988年3月号)マイコンの情報量の数え方ビット・ワード・バイト114114


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