用語解説


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図知識ー・構成1ベスシステムの知識ー・知識ー推論機構ベスシステムベスエキスパートシステムとは、「問題領域のエキスパート(専門家)の知識を用いて推論を行い、十分に複雑な問題をエキスパートと同等のレベルで解決することのできる知的プログラム」をいいます。専門家の知識をコンピュータ処理に適した形式で表現したものを知識ベースと呼びます。知識ベースと推論機能とから構成されたシステムを知識ベースシステムと呼び、エキスパートシステムは、知識ベースシステムの一つであります。〔従来型プログラムとの違い?〕エキスパートシステムも従来型プログラムも、コンピュータを用いて問題解決を行うためのソフトウェアであるという点では同じです。しかし、従来型プログラムでは、それを作ったプログラマの問題理解レベルを超えることができませんが、エキスパートシステムでは、専門家の知識ベースを基に構築されるので、それを作成したプログラマの理解を超える能力を持つプログラムが実現できます。〔知識ベースと推論〕知識は、もし条件ならば結論であるという表現を用い、これをルールと呼びます。以下の例で説明します。ルール1もしのど痛、またはせきがでるならばかぜの症状があるルール2もし熱があり、かぜの症状があるならばかぜであるルール3もし4日以上高熱が続き、かつ、かぜならば肺炎の疑いがあるというルールを医者(エキスパート)から入手し、のど痛、せき、熱の諸症状の事実を入力してやると次々とルールを適用していき、ある結論に達するというのが推論の仕組みです。この例では、ルール2まで適用すると「かぜ」という結論が得られ、ルール3まで適用すると「肺炎の疑いがある」という結論が得られます。このようにルールは、言葉でもよいし、溶接でいえば「入熱の範囲は、2万∼3万J/CMがよい。」のように数値を交えた表現でもかまいません。溶接分野においても、溶接構造物の高品質化に加えて、熟練溶接士の高年齢化や人員の不足などの問題が表面化し、未熟練者による溶接施工を支援するためのソフトウエアとしてのエキスパートシステムの重要性が認識されてきました。今後、技術ノウハウの継承、スタッフ不足の解消などのためにエキスパートシステムがますます発展することを望みます。(1991年3月号)エキスパートシステム2222


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